2002年より佐渡裕を首席指揮者に擁し、最近では宮本文昭や宮川彬良など多彩な指揮者を客演に迎えている。吹奏楽オリジナル曲やマーチは勿論、クラシック、ジャズ、ポップス、映画音楽、ミュージカルナンバーなど幅広いジャンルにわたる演奏レパートリーによる若さ溢れるダイナミックな演奏、バリエーション豊富なパフォーマンスで全国各地に多くのファンを持っており、常に話題と期待を集める魅力と実力を兼ね備えたオーケストラとして成長を重ねている。また、テレビ朝日系列「題名のない音楽会」に多数出演し、持ち前のユニークなパフォーマンスで毎回好評を得るなど、メディアからも注目される存在となっている。2010年10月から東京都文京区、2011年4月から学校法人尚美学園とそれぞれ事業提携を結び、これまでの幅広い演奏活動とともに地域や教育機関と密着した活動も積極的に展開している。2011年4月には芸術性とポピュラリティのバランスよい活動が評価され2010年度第21回吹奏楽アカデミー賞を佐渡裕と共に受賞。2012年2月の全国ツアーでは「ブラス･ロック!!」と銘打ち、ディープ･パープルやエマーソン・レイク&パーマーを取り上げ、吹奏楽の新たな境地を見いだし好評を博した。

CD「ブラスの祭典」（99年）、「ブラスの祭典2」（02年）、「ブラスの祭典3」（05年）は、いずれも大きな話題を呼び、その後DVD「ブラスの祭典ライヴ2004」をエイベックス・クラシックスより発売。06年には金聖響指揮による「リード!リード!!リード!!!」および「ジョン・ウィリアムズ吹奏楽ベスト！」を、翌年には再び佐渡裕とDVD「アフリカン・シンフォニー《ブラスの祭典ライヴ2006》」をリリース。その後も多数のCD・DVDを発売。最近では「指輪物語 デ=メイ&シエナ」、「山下洋輔×佐渡&シエナ ラプソディ･イン･ブルー」、「スパーク!スパーク!!スパーク!!!」などをリリース。また、キングレコードから「ブラバンももいろクローバーZ！～BRASS AND ROMANCE～」をリリースし、いずれも大きな話題を呼んでいる。